訪問看護ステーションこいのぼり 代表 坂井正宙

 

ご自宅での安心、安全な生活をサポートします。

私達は、最期のときまで住み慣れた場所で過ごせれる社会を目指し訪問看護を提供しています。

人はいつか必ず亡くなります。人生はいつ終わるかわかりません。人生は一度きりです。

「自分らしい生活を送りたい」「楽しみを持ちながら過ごしたい」誰もが願うことです。

しかし、病気や怪我などで体が弱れば自分らしい生活は、あたりまえのことではなくなります。

私達は、ご利用者の思いを聞くこと大切にしています。

なぜなら、そのお話の中にその人らしい生活を送る手がかりがあるからです。

長い人生を送られてきた「これまで」、病気や怪我などで自由が制限される「いま」、

その状態で「これから」をどう過ごしていきたいか。

 

住み慣れた環境でこそ、自分らしくいられる

病気や怪我をすれば病院で治療します。

治療が終われば自宅に帰るのが一般的ですが、生活を援助する人がいなかったり、家屋の状態

が整わないなどの理由で施設に退院することもあります。

入院生活や施設での生活にはストレスを感じる方も多いです。

施設ごとにルールがあり、決まりを守らないといけなかったりします。

コロナ禍のいま、その傾向は特に強くなっているように感じます。

特にご家族とのコミュニケーションが取れず、孤独感を抱えている人も多いようです。

 

何気ない会話が笑顔を作る

病院では無口でも自宅ではおしゃべりになる方がいます。

ご利用者やご家族との何気ない会話が盛り上がり、自然と笑顔が生まれる瞬間が私は好きです。

自宅では、ご自身のいるべき場所がきちんとあるからリラックスできるのだと思います。

いつも使う食卓にイス、ベッド。自分のためのスペースがあるのです。

「自分がここにいて良い」と思えると人はリラックスでき、自然と笑顔になるのです。

私たちの訪問看護は、言い換えればその方の居場所を作るためにあるのかもしれません。

病院や施設も必要です。ですが、身体や環境が許すのであれば住み慣れた場所で過ごすのが一番です。

私たちは住み慣れた場所で、安全で安心した生活を送っていただきたいと思っています。

私たちの訪問看護はそのためにあります。

ご自宅での生活に不安がある、相談したいという方はぜひご連絡ください。