こいのぼり通信

こいのぼり通信6月号

訪問看護ステーションこいのぼり 6月のお知らせ

こんにちは、こいのぼりの坂井です。6月といえば梅雨ですね。梅雨といえば、ジメジメして気分も落ちやすいなどのイメージがあります。ですが、私は意外と雨の日は嫌いではありません。
なんでだろうと考えてみると、雨の日は「静か」だからなのかと思いいたりました。いつもは喧騒の中にいて、せわしない気持ちになりますが、雨の日は雨音で打ち消され、落ち着けるのだと思います。実際、雨音は1/fゆらぎというリズムがあり、リラックスできるそうです。「みる角度によって、ものの捉え方は変わる」と、よく言われます。一見するとネガティブな出来事も、見方を変えればポジティブなものに変わるかもしれません。梅雨のうっとうしい時期も、少し視点を変えてみるだけで楽しいことが見つかるかもしれませんね。

こいのぼりスタッフ紹介のコーナー

看護師の和田です。看護師歴は約40年ほどで外科、内科、精神科介護施設など経験してきました。訪問看護はこいのぼりで初めての仕事でちょっぴり不安もありましたが、やってみると利用者さんのお話をゆっくり聴く時間があり、人生勉強にもなってます。実は、いま私自身も母親の介護をしているので、介護をするご家族の気持ちはもちろん、介護を受ける利用者さんのお気持ちを聞くことができ、とても勉強になっています。
リフレクソロジーやアロマテラピーを学んでいたので、興味のある方は声をかけてください。子どもは男子が3人で孫は9人います。年齢を重ねるにつれ、いろいろな経験も増えてきました。趣味は韓流ドラマ、旅行(国内、アジアなど。今は行けないですが。)、家庭菜園、山野草、薬膳料理、精進料理などです。旬の食材などで料理するのも好きですし、食べるのも好きです。特に甘いものには目がないので、節制しないといけませんね。

健康な体でいるためのお役立ち情報

いつも元気でいるための正しい歩き方

健康で長生きするためには運動が大切なのはよく知られていますが、高齢になってからは「転ばないこと」も重要です。そのカギとなるのは、日頃から筋力トレーニングやストレッチをすること、そして、なぜ転倒するのか知ってそのリスクを減らすことです。そこで今回は転倒を防ぐためのポイントについてお伝えしていきます。

 

その1 転んだくらいでは骨は折れない?

転倒・骨折は介護が必要になる主な原因の1つ。

骨折というと、交通事故や高所からの転落などによるものをイメージするかもしれません。しかし、太ももの骨である大腿骨頸部、大転子部骨折の7割は歩行中や立った姿勢からの転倒によって発生しています。ここを骨折すると、歩行能力回復まで長い時間を要しますし、治療が長くなり寝たきりになってしまうケースもあります。

 

その2 転倒は外出中に発生することがほとんど?

高齢者の転倒の半分以上は自宅内で発生している。

家の中には転倒の原因となるものが多いです。絨毯やマットの端が浮き上がっていたり、畳の目に沿って足をのせると滑りやすかったり、家電のコードが通路を横切っていたりしないでしょうか。このほか浴室、トイレ、階段なども転倒が発生しやすい場所です。手すりを取り付けるなど自宅環境の整備は転倒予防の第一歩です。

 

その3 杖や歩行器を使うとリハビリにならない?

正しく杖や歩行器を使えば行動範囲が広がる。

道具を使わないと5分しか歩けなかった方が杖や歩行器を使うことで10分、15分と歩けるようになることもあります。歩ける時間が長くなることでこれまで行けなかった場所に行けるなど新鮮な体験ができます。運動量が増えると筋力もつき歩行が安定します。

 

その4 転ばないために動かないようにしている?

過度な安静は避けリハビリで筋力低下を防ぐ。

活動量の低下により生じる廃用症候群。元気だった方が病気やケガをきっかけに寝たきりになることもあります。過度な安静は避け普段からリハビリで体を動かしていれば万が一安静状態を余儀なくされても廃用症候群の影響を少なくできます。

 

ドスンッと座っていませんか?

足の筋力が弱ってくると椅子などに座る際、力を抜いてドスンッと座るようになります。このような座り方は脚の筋肉への負担は少ないのですが、背骨への負担が大きくなってしまいます。骨密度が低下した高齢者がこのような座り方を続けると腰痛を誘発する危険性があります。これを避けるためのポイントは「お辞儀」です。お辞儀をするように座ることで少しずつ重心が移
動するため、ゆっくりと座ることができるのです。

 

こいのぼりでは、事業拡大につき職員を募集しています。

おかげさまで訪問させていただく利用者さまが増えており、一緒に働いていただける職員を募集しております。

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